コア業務に集中する体制作り BPOを活用し、新たなプロセスの定着へ
Hamee株式会社様
小売小田原駅から徒歩5分の、オシャレなオフィスのHamee様に取材させて頂きました。
BPOを導入後、1年が経過しました。
これまでの課題と今後について、お話頂きました。
コーポレートサイトはこちら
- 主な用途
- デザイン作成
- 使用ツール
- Chatwork Backlog
- 課題
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- デザイナーの業務範囲が広すぎる
- 目的
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- デザイン部の業務の軽減
- デザインのプレプロセスのアウトソーシング
- 結果
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- 依頼のテンプレを固め、部署全員のノンコア業務をBPOに依頼
- デザイナーはコア業務に集中できる体制へ
- BPOの業務内容
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- 画像の切り抜き、修正
- ECサイトに掲載する画像の作成
- CSVの作成
- 商品情報のエクスポート
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本日はよろしくお願いいたします。まずはじめに貴社について教えてください。
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本間様
国内シェアNO.1(※1)のネットショップの在庫,受注,発注管理プラットフォーム「ネクストエンジン」の開発と「iFace」ブランドをはじめとするモバイルアクセサリーやIoT製品「Hamic」の開発販売を行っています。
・NEXT ENGINE
・iFace
・Hamic
※1:2017年06月29日 日本ネット経済新聞 掲載
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人気商品を教えてください。
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本間様
スマートフォンケースブランドのiFaceです。
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本間様のご担当を教えてください。
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本間様
デザイン部のマネージャーとして事業側との協働や組織開発をしています
デザイナーのリソース不足問題
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BPOサービスを導入する前、どういった課題がありましたか?
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本間様
デザイン部にはデザイナーが18名います。
社内のデザイナーにはやはりコア業務であるプロダクトブランディングやリサーチやそれに伴う打ち合わせや調整に集中する体制の強化が重要であると考えていました。
また、ECサイトの商品ページを作れるメンバーのリソースも不足しており、採用に苦戦していました。
体制の強化と、それを実現するための採用が課題であったと思います。
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BPO導入前のフローを教えてください。
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本間様
デザイナーは下記業務の全てを担当しています。
・商品の撮影
・商品ページの制作
・ECサイトへの掲載
特に撮影は商品の見せ方や配置にかなりこだわります。
考える時間が重要なため、最も時間をかけている業務です。
その後のフローに関しては、撮影した商品写真のデータの加工に手間がかかります。
商品数も多く、1つの商品に対してカラーや機種等バリエーションも幅広く展開しているため、 業務フローは同じでも商品のポイントとなる部分や見せるべき部分が異なってきます。
そういった微妙な違いへの対応や、確認業務も手間がかかる事に繋がっています。
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BPOを導入するきっかけについて教えてください。
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本間様
商品数が増え、掲載するための制作量に限界がありました。リソース不足をカバーするために採用や外注先を探していました。
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そういったご状況の中、前職でご利用経験のある方がいらっしゃったんですね。
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本間様
実は、以前に二社ほどBPOと契約していたんです。その際に、コストが高く見合わなかったり、言語の問題でスムーズに進めることが難しかったりなどの懸念事項がありました。また、独自の社内フローがあり、入社しても覚えるまでに1ヶ月を要します。そういった部分を理解してもらえるかも不安でした。
その時に、サフィックスのBPOを利用したことのあるデザイナーがいたので、まずはお電話させて頂きました。
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お打ち合わせにご来社頂きました。ご説明させて頂き、懸念事項に対しては解消されましたか?
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本間様
訪問した際に、セキュリティ面がしっかりしていることを確認することが出来ました。
お打ち合わせをする中で、コミュニケーション面での懸念事項は解消され、ナレッジの共有もしていけると思いました。また社内の雰囲気と合いそうだなと感じました。
最終的には、プラン内容がマッチしていたことも大きな決め手となりました。
フローを確立し、新たな体制へ
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BPOを導入して改善されたこと・良かったことを教えて下さい。
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本間様
改善されたことは、他の作業に手が回るようになったということです。
既存のフロー化されている業務をBPOに依頼しています。それにより、計画が立てやすく、効率的に進めることが可能になりました。また、白抜き・合成のクオリティが上がったと感じています。
最近では、BPOチームとのリレーションが構築され、レスポンスがよりスムーズになり、長時間かかる作業もお任せしています。
デザイナー自身の手を動かす時間が減ったことで、時間の余裕ができ、デザイン面でのアイデア出しやリサーチなどの考える時間を増やせたことは大きなメリットだと思います。
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作業依頼する際はどのように連絡をしていますか。
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本間様
課題管理ツールのBacklogを使用しています。課題登録と同時にChatworkへ通知しております。
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Backlogの利用方法において、何か変化はありましたか?
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本間様
はい。変わりました。
これまで、外注さんに依頼する際の方法が社内ではルール化されていませんでした。
サフィックスさんから、依頼内容の項目のテンプレ設定のご相談があったことをきっかけに、社内でも依頼のフローを整えることとなりました。
非常に良いシナジーだと思っています。結果的に依頼方法の質が上がり、社内の効率化、フローの確立にも繋がっています。
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どういった企業におすすめしたいですか?
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本間様
下記3つの企業におすすめしたいと思います。
・時間を有効的に使いたい企業
単純だけど時間がかかる作業を任せられるので、その時間で別の作業をしたいという企業であれば、業種は問わないと思います。
・EC関係の企業
弊社では、商品ページの作成業務にて利用しています。画像の合成や、画像リサイズ、レイアウト変更などが必要な企業におすすめです。
・業務フローを共に効率化していきたい企業
依頼した内容をそのままこなすのではなく汲み取って作業してくださるので、業務フローの効率化を共に実現できると思います。
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今後サフィックスのBPOに期待したいことを教えてください。
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本間様
依頼方法の簡略化を今後一緒に進めていけたらと考えております。
現在はECサイト関連の業務をお願いしておりますが、今後は他の事業の業務もお願いさせていただけたらと考えております。