デザイナー向きの性格
suffix_dpo DESIGNチーム
こんにちは。デザインチームのIです。
主にグラフィックやWebのデザインを制作しています。
デザイナーとして入社して一年経ったということで、デザイナーに向いている性格について考えてみました。
その中で3つ紹介します。
①新しいことが好き
・新しい知識や価値観に触れることに抵抗が無い。
・自分の趣向とは別ベクトルで、世論をそのまま受容するアンテナがある。
・流行やニュースは大体把握している。
→デザイナーは「ここまで習得したら1級」という職業ではなく、
常にインプットが不可欠な職業です。
衣食住と同じ感覚で自分の知識の引き出しを増やすことができる人は成長が早いと思います。
②自分と異なる意見を受け入れることができる
・人の影響で自分が変わることをプラスに捉えることができる。
・自分の好みではなくても流行っている事象には理由があることを理解している。
→最後の文は①にも通ずるところがありますが、デザイナーは自分の好きなものが作れるわけではありません。
自分の最善とクライアントの最善の間で相違があったら後者を優先しなければならず、
そこで強く衝突したりストレスを感じてしまうようであれば、作家寄りな感覚が強いと言えるかもしれないです。
クライアントと共に校了までを達成した際にやりがいを感じることができたらデザイナーという職業を楽しめるのではないでしょうか。
③繊細/神経質
・感受性が豊かである。
・誤字脱字をすることが少ない。
・友達の髪型が変わったらすぐに気が付く。
→一見ネガティブなパーソナリティーと認識されている場面もあるかもしれませんが、デザイナーに向いていると思います。
デザインには間違い探しのような作業が必要になるからです。
違和感やズレに敏感に気付くことができ、妥協せず修正しなきゃ気が済まないという感覚は、デザイナーにとって不可欠なものだと思います。
以上、自己反省を含めながらまとめてみました。ちなみにMBTI診断(※16タイプの性格診断)でグラフィック・Webデザイナーに適正があると言われていたのは(サイトによって若干異なったので具体的なタイプは載せるのを控えますが)、認知型(※末字がP)が当てはまるタイプが多いように感じました。同じクリエイティブ職であるデザイナーとアートディレクターでも、向いているタイプがまた少し違って興味深かったです。
デザイナーとしての成長においてクリエイティブ職であるためセンスもそれなりに必要だとは思いますが、それ以上に人間性が大きなファクターになってくる職業だと思います。資格や学歴が必ずしも必要ではないので、誰にでもチャンスがあるからこそ競争率も高い。だからこそ常に危機感と向上心が保てる職業なのでは無いでしょうか。デザイナーという職に興味がある方にとって、判断材料の一つになれたら幸いです。