空手を始めよう!~let's start karate!~
Bpo Member BPOチーム
BPOアルバイトのYです。
私は現在高校3年生なのですが、高校3年間空手をやっておりとても魅力を感じたので空手の魅力についてご紹介したいと思います。
まずはじめに、空手とは何かについて簡単に説明します。
空手とは、琉球王朝時代の沖縄を発祥とする武術・格闘技のことです。空手の競技は大きく分けて[形」「組み手]があります。[形」は仮想の敵に対する攻撃技と防御技を一連の流れとして組み合わせた演舞で組手は、8m四方の競技場で二人の選手が1対1で戦います。攻撃の際使えるのは、「突き」「蹴り」「打ち」の三種類。攻撃は相手の決められた部位に対して、良い姿勢で威力のある攻撃を行い、適切にコントロールされた技がポイントとなります。この2つが空手の競技です。
次に私の空手について皆さんに紹介したいと思います。
私は高校1年生で空手部に入りました。入部理由は自分に自信がなかったため空手をやることで心身ともに強くなり少しでも自信をつけたかったからです。後は、元々空手をやってみたかったというのもあります。空手部に入って形や組手の練習で毎日筋肉痛でした(笑)私の空手部での目標は、黒帯を取得し、大会で成績を残すことでした。私は形も組手も大会メンバーでしたが組手のほうが好きだったので特に頑張りました。みなさんは,組手と聞くと少し怖いイメージを持たれると思いますが高校生の伝統空手はそこまで怖くありません。空手には極真空手と伝統空手があり、極真空手は防具無しで戦うのに比べて伝統空手は防具をつけて戦います。特に高校生は頭にも防具をつけるので比較的安全です。
これが私が実際に使っていた組手の防具です。汚くてすみません(笑)頭、お腹、スネ、足、手に防具をつけます。これがあるおかげで思い切り戦うことができますし、怪我の防止にも繋がります。
次に昇級審査について説明します。昇級審査とは、空手技術の向上はもちろん武道教育を通して心の成長を見極め、レベルに応じて級を認定することです。級が上がる事によって帯の色が変わります。帯の色は初心者である白帯から始まり、オレンジ(9・10級)、青(7・8級)、黄(5・6級)、緑(3・4級)、茶(1・2)黒帯(初段以上)です。黒帯を取得するためには昇級審査で1級をとり昇段審査で初段を取る必要があります。私は高校3年生のはじめに黒帯を取得しましたが何回も落ちてとても大変でした。受かったときは本当に嬉しかったです。そして黒帯をもらう時に部活のコーチから四字熟語をいただきました。
これが実際の私の黒帯で随喜精進という四字熟語を頂きました。随喜とは、他人のなす善を見てこれに従い喜びの心を生じることで精進とは一つのことに精神を集中して励むことです。この2つを組み合わせて意味を整えて、他人の努力や結果を妬まずに喜び、自分の目標にさらに励み打ち込むようにとこの四字熟語を送ってくれました。私は他人と比べて自分はだめだなとネガティブになってしまうのでこれからは他人と比べたときに目標にもっと打ち込んで頑張ろうというモチベーションとして考えようと思いました。私は空手を通して勝負の厳しさなどの悔しい気持ちや大会で優勝して努力が報われたときの喜びを味わいました。これらを通して心身ともに成長し沢山のことを学ばせていただけたなと思っています。
次に空手のメリットについて説明します。
- 筋肉をつけ運動不足を解消できる
- 礼儀が身につく
- いざというときに自分を守れる
1つ目は筋肉をつけ運動不足を解消できることです。空手は形のキメや組手の技など力強さがとても大事です。ですから、突き、蹴りを毎日反復練習します。よく練習で100回部員でやっていたときに一人でもしっかりできていないと10回追加とかでコーチにやらされていました(笑)きついですが体力はつきますし運動不足解消に繋がります。
2つ目は礼儀が身につくことです。道場に入退場するときは礼をすることや人の話を聞くときの姿勢などを教えていただきました。私が入部当初驚いたのは練習前に黙想をして必ず道場訓を部員全員で言うことです。
道場訓
一、人格完成に努むること
一、誠の道を守ること
一、努力の精神を養うこと
一、礼儀を重んずること
一、血気の勇を戒むること
これが道場訓なのですが、これを練習前に言うことでやる気が出るので私はとても好きでした。このように空手をやることで礼儀が身につくのでお子さんにもおすすめです。
三つ目はいざという時に自分を守れることです。もしストーカーや襲われそうになった時にもちろん逃げることがいちばん大事なのですが、蹴りや突きができることで牽制や威嚇になります。もし何も武器を持っていない時も突きや蹴りは自分の体さえあればいいので丸腰でも威嚇できます。
以上が空手のメリットです。長文読んでいただきありがとうございます。もし少しでも空手に興味を持っていただけたらぜひ空手を始めてみてください!