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「鬼滅の刃」で採用されたフォント

Creative Member

こんにちは、デザイン部のYです。

この度「movie scoop!」というサイトにて
「クリストファー・ノーラン入門におすすめの作品5選!」というテーマで
記事を書かせて頂きました!

ライティングのオファー自体初めてだったのですが、
文章が下手なりにもクリストファー・ノーラン監督の魅力を伝えたい!
という気持ちで書きましたので、良かったら読んでみてください。

【movie scoop!】クリストファー・ノーラン入門におすすめの作品5選!記事はこちら

さて、ここからは鬼滅の刃の話題です。

鬼滅の刃で使われているフォント「闘龍」が話題

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鬼滅の刃ブームが、フォント業界にまで波及するとは、
そんな世の中、誰が想像できたでしょうか。

「闘龍」は鹿児島県にあるフォントメーカーの株式会社昭和書体が開発、
鬼滅の刃のアニメ版の中で、キャラクターや技の名前を表示するフォントとして採用されました。
その時点ではまだ話題になっていなかったのですが、
2020年8月から地元さつま町役場のふるさと納税返礼品として、
その毛筆フォントを提供したことから始まります。
ふるさと納税返礼品になった初めてのフォントとしてニュースになりました。

そして10月22日より、同役場が「闘龍」を使って赤ちゃんの名前を書いた「命名書」の贈呈を始めます。
これがYahoo!ニュースなどで取り上げられて、鬼滅の刃で使われているフォント「闘龍」として人気に火がつき、
私もフォントを買ってしまったという次第です......。

鬼滅の刃人気にあやかり過ぎな企画とは思いますが、さつま町役場の職員さんの発想が素晴らしいですね!


『鬼滅の刃』ロゴデザインについて

blog_201026_2.jpg

デザインは有限会社バナナグローブスタジオです。
こちらの会社では集英社をはじめ数々の漫画のデザインを手掛けられています。

ジャンプ+@の記事によると、バナナグローブスタジオの阿部亮爾さんが制作した案が
今のロゴとして採用されているようです。

コミックスの装丁もバナナグローブスタジオですが、
原作コミックス内に「闘龍」フォントは使われていませんでした。

ちなみに余談ですが、バナナグローブスタジオ代表の榎本一夫さんという方は
集英社ジャンプと非常に馴染み深く、その昔ジャンプ放送局という読者投稿コーナーの誌面レイアウトをデザインされていた方なんです。

初代ドラクエのタイトルロゴをデザインしていたり、
桃太郎電鉄シリーズの貧乏神・キングボンビーのモデルになったりと存在自体が伝説的なんです!


『鬼滅の刃』映画の人気について

「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の興行収入が公開3日間で46億円!?
日本映画史に残る、まさに鬼人気な作品となりました。
これだけの人気になると、かなり面白いのかなと思ってTOHOシネマズ上野で観てきました〜!

私は原作漫画は最後まで読み、割と好きだった作品です。アニメは未見でした。

個人的な感想として、歴史的な興行収入に見合う内容かどうかで言うと......、子供向けでした!
伊之助という猪を被ったキャラクターが開始数分で出てくるのですが、
その時点で完全に子供ウケな演出があり、私は苦手かも......と思ってしまいました。
漫画では好きなんですけど、ちょっとメディアが人気を煽りすぎな気がしなくもありません!

ちなみに映画の中にも「闘龍」っぽいフォントは出てきました。
実際に筆で描かれた筆文字なので、フォントっぽくない自然な筆跡がかっこいいですね!

そんな「闘龍」フォントを買ってみたものの、弊社で毛筆書体を使う機会は今のところ少ないので、和風な制作物や、鬼滅の刃コラボなど検討されているお客様いましたらご依頼お待ちしております!

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